抜け毛・薄毛のタイプと原因

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抜け毛・薄毛のタイプと原因

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◆ 抜け毛・薄毛のタイプ。あなたは何脱毛?



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抜け毛・薄毛で診療を受ける男性が多くなって来ています。最近では若い方や女性でも薄毛に悩む方が増えたようです。


原因はストレスや食生活に起因する薄毛、脱毛症として病気に区分される薄毛などタイプは様々です。

いずれも頭皮ケア上の問題です。





ひこう性脱毛 : 一時的な抜け毛
40歳以上の日本人の女性に多い脱毛です。乾燥した大量のフケが出るのが特長で、毛根部が細くなっています。
体質要素が大きいのですが、肉食中心の食生活、脂肪分の摂取、冷え性、加齢、頭皮手入れ不足が悪化を招きます。

脂漏性脱毛 : 一時的な抜け毛
男性に多く見られ、フケと関係のある脱毛症です。毛根部が脂っぽくてベタッとしているのが特長です。
過剰な皮脂分泌で脱毛が起こりますが、食生活、ストレス、喫煙、清涼飲料水、頭皮の手入れ不足が原因になっています。

神経性脱毛 : 一時的な抜け毛
ストレスによる自律神経系のバランス異常が原因と考えられています。

細菌性脱毛 : 一時的な抜け毛
頭部の一箇所だけで起こるケースを「円形脱毛症」、複数箇所で起こるケースを「多発性脱毛症」と呼んでいます。
頭部常在菌と免疫の関連が原因と考えられています。

代謝異常性脱毛 : 一時的な抜け毛
若い人に多く見られるようになった脱毛です。抜けた毛の毛根部を見ると複雑な形をしているのが特徴です。
ホルモンの異常、食生活の乱れ、ダイエット、タバコ、薬物、極端な夜型生活、環境ホルモンが原因と考えられています。

壮年性脱毛 : 進行する抜け毛
ヘアサイクルが短くなり成長期の髪の毛の割合が減り、細い髪の毛の割合が増えて、抜け毛も増えます。
老化に伴い髪が柔らかくなって抜けるものです。

男性型脱毛(AGA) : 進行する抜け毛
AGA(Androgenetic Alopecia)とも言われ、名前の通り男性で起こる抜け毛です。
20代〜30代で発生するものを「若年性AGA」、40代〜50代に発生する男性型脱毛症を「壮年性AGA」と分ける場合もあります。

額の両脇から後退するM、頭頂・前頭から後退するO、その混合タイプがあります。

びまん性脱毛 : 加齢が原因の時は進行する抜け毛
女性型脱毛とも呼ばれます。髪が細くなり、1つの毛穴から生える髪の本数が減る事により、全体的に
ボリューム感が無くなるのが特徴です。
加齢が原因の場合と、無理なダイエット、過激なヘアケアなどが原因の場合があります。

産後脱毛 : 一時的な抜け毛
産後脱毛は正常な事であって異常脱毛や脱毛症では有りません。
ヘアサイクルで本来退行期・休止期になる筈の毛が、妊娠中に分泌量の増えた女性ホルモンによって、延命させられていたのですが、 出産でホルモンが正常になる事で一気に抜けるためです。半年〜1年で正常に戻ります。


◆ 抜けた頭皮にも実は毛がある。ヘアサイクル


抜け毛タイプ

脱毛症の多くは、ヘアサイクルの異常により、成長期の毛より休止期の毛(毛根)の方が多くなって起こります。原因はホルモンや生活習慣からくるものと考えられています。

また、ヘアサイクルが短縮してしまう場合では、成長期で充分育つ前に退行期・休止期を迎え毛が抜けてしまいます。


薄毛の方の場合、一見毛が抜けてしまった頭皮にも実は目には見えませんが、「産毛」が生えています。

ヘアサイクルが短縮して、髪が成長する前に抜けてしまうので、短くて細い産毛にしか育たない為です。


毛のない人の頭皮をよく観察すると しっかりと毛穴から毛が生えているのが判ります。

直径が30ミクロン以下の目には見えない『うぶ毛』が生えています。


それに対して目に見える普通の毛は、『太毛(終毛)』と呼ばれ、直径が70〜80ミクロン位あります。

髪は休止期〜成長期〜後退期というサイクルを繰り返しています。


正常なサイクルなら髪は成長して太毛になりますが十分に成長する前に後退期に入ってしまい、結果として目に見えない産毛ばかりになってしまいます。


毛が抜けてなくなってしまうのではなく、太くなるはずの毛が細く、短くなって色も薄く、目に見えなくなっている状態といえます。



◆ 何故薄毛になってしまう?


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加齢や病気を除くと、抜け毛・薄毛の原因は生活習慣と大きく関わっています。

毛母は毛乳頭から毛細血管で運ばれた栄養素や酸素を受け取って分裂増殖します。毛乳頭の活力元もまた同じです。


ストレスや睡眠不足、食生活の乱れなどが血流を阻害して毛乳頭を萎縮させ毛母の成長を阻害します。


異常脱毛は単独で起きることも有りますが、複合的に起きるケースもあります。

異常脱毛を招く原因は数限りなくありますが、主なものは次のようなものが考えられます。


● 頭皮の手入不足による頭皮環境悪化


頭皮には皮脂腺から皮脂が分泌されます。皮脂は保護膜として頭皮を守るバリアの働きがあり、皮脂を取り過ぎると菌や薬物の侵入を許し、頭皮は危機に瀕します。頭皮ケアの盲点です。


手入不足になり頭皮が不潔になるとプロピオン酸菌などが異常繁殖して毛穴から侵入し、毛母細胞にダメージを与えます。産出された活性酸素も毛母を攻撃します。


● 高脂肪・高カロリー食への偏り


高脂肪・高カロリー食によって悪玉コレステロール(LDL)や中性脂肪が増え、頭皮の毛細血管を詰まらせます。

毛細血管は毛母細胞へ栄養素・酸素を供給する唯一のルートです。


毛母細胞に栄養素・酸素が届けられなくなると毛母細胞の分裂増殖が阻害され抜け毛します。


● コンビニ弁当やカップ麺類の多用


コンビニ弁当やカップ麺には多量の化学物質と体にリスクのある物質が含まれています。安全性試験をパスした物質だからと言っても安全とは限りません。


パスして後に取り消されたものもありますし、化学物質を複数同時に食した場合の確認試験は行われていません。


髪の材料となる主なものは、蛋白質・タウリン・鉄分などですが、コンビニ弁当やカップ麺だけだと摂取不足が考えられます。


毛母細胞の分裂増殖が阻害されます。


● 自律神経の乱れと免疫の影響


神経性脱毛が大きくかかわる原因ですが、ひこう性脱毛、脂漏性脱毛、細菌性脱毛、代謝異常性脱毛とも関連があります。


ストレスや夜型生活が続くと交感神経が優位になり毛細血管を収縮して血流を阻害します。

毛母細胞への栄養素・酸素が不足します。


さらに、免疫細胞の一種である顆粒菌が増えて、活性酸素が毛母細胞を攻撃するようになります。

その結果として抜け毛が引き起こされます。


顆粒菌は細菌と戦った後すぐ死にますが、大量の活性酸素を撒き散らします。


● 見落としがちな寝具


特に枕です。枕の中にはカビ菌である頭部常在菌が繁殖しています。洗濯や(日光)消毒を怠ると増えた常在菌が毛穴から侵入して顆粒菌が出動することになります。

活性酸素が増えて毛母細胞が攻撃されることになります。



◆ 男性型脱毛の原因


原因1

男性型脱毛(AGA)の原因は、体内に存在する酵素5αリアクターゼによって男性ホルモンのテストステロンからディヒドロテストステロン(DHT)が作られる為です。


このDHTが毛乳頭を萎縮させ、毛母細胞の増殖を抑制します。この為、髪は細く柔らかくなって抜けます。


5αリアクターゼはT型とU型があり、T型は全身の皮脂腺に分布していますが、U型は前頭部と頭頂部の毛乳頭・毛母及び前立腺にだけ存在しています。


AGAで側頭部や後頭部が薄くなる人を見かけない理由です。



◆ 女性型脱毛の原因


原因2

女性型脱毛は、女性ホルモンの量が減少することで引き起こされます。

女性ホルモンのエストロゲンが髪の成長に大きく関わっています。髪の幹細胞の成長を促がし、頭皮のコラーゲン量を増やして髪にハリコシを与えます。


また、血管拡張作用があり、特に頭頂部・前頭部の毛細血管の血流を促進し、毛乳頭・毛母に栄養を供給してヘアサイクルを延長させます。


女性ホルモンの量が減少する50代以降はこの作用が低下して髪が細く柔らかくなって抜けやすくなります。


また、女性ホルモンで活動を抑えられていた男性ホルモンが活動し出して、男性型脱毛も起こっているとの見方も出てきています。



◆ 抜け毛・薄毛は遺伝する?


原因3

遺伝で形質が引継がれるものがあります。


「5αリアクターゼ」の体内分布は両親からのDNAで形質が引継がれます。

また、「男性ホルモンに対する感受性」は母親からの形質が受継がれます。


母親は女性であるため、形質が表面化することは先ずなく、母親から受継がれた男子に形質があらわれた場合に、「隔世遺伝」と言われる訳です。


つまり男性型脱毛に関しては、形質が遺伝で引継がれることになります。


これはあくまで形質であって、形質が表面化した場合に、薄くなる場所などの要素が表面化するものです。

抜け毛や薄毛は様々な要素があって、同じ兄弟でも薄い人、そうで無い人も数多くいます。


遺伝要素よりも、生活習慣の要素の方が影響が大きいと考えるべきです。